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宝尽くし-打出の小槌
打てば何でも自分の欲しいものが出てくる小槌。
願い事をかなえる点では「宝珠」と似ていますね。
福の神「大黒天」の持ち物で、敵を「討つ」にも通じます。
たしか、昔話の「一寸法師」にも登場したと思います。
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宝尽くし-宝珠
密教法具の一つで望みのものを思うまま出すこと・かなえることができるマジックツールです。
上が尖った珠、あるいは円錐状で底が丸い珠というべきか・・それが炎で燃え上がっているように表されます。
まるで、ドラえもんの「四次元ポケット」みたいですね。
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宝尽くし
縁起の良いもの、福を招くものを寄せ集めた面白い文様があります。宝尽くし文です。
室町時代の頃に起こりましたが、もとは吉祥とされるもの八つを集めた「雑八宝」、仏教に由来する「八宝」、八仙人の持ち物「暗八仙」など、中国の思想が背景にあるため、時代、地域のよって取り合わせの内容が一定していないようです。
「こんなものがあったら・・・」とう夢の道具や、実際に貴重なものを集めた文様です。現代でいうと何があげられるでしょう??
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竹
- 2010-02-09 (火)
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今日、FMラジオを聴いていると、たむらぱんの「バンブー」という曲が流れてきました。私は今まさに竹のきものをつくっている最中でして・・歌詞が気になったので調べてみました。
揺れる揺れるこころからだ
でも僕はね折れないバンブー・・・
かたくな過ぎると折れてしまうんだよ
世の中いろいろあるけど
もっとしなやかに
もっとしなやかに・・・
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=90069
いい詩ですね♪
バンブー(竹)については松竹梅のページで触れましたが、「しなやかさ」、「決して折れない強さ」、そしてそれ故の「加工のしやすさ」も重要な特徴といえます。万葉集にも「なよたけ」という言葉が使われていて、しなやかな女性を形容しています。
たむらぱんの場合は、しなやかに強くあれと男子への応援歌になっているようですが。
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松竹梅(歳寒の三友)-吉祥文様
- 2010-01-16 (土)
- 文様のこと
おめでたい柄は何ですか? とたずねられれば、おそらく多くの人がこの「松竹梅」を思い浮かべるでしょう。
でも、なぜおめでたいのかときかれてすぐに答えられる人は少ないかもしれません。
中国では 松・竹・梅 を「歳寒の三友」と詠んで、清廉潔白な文人の人格を象徴したことが始まりです。
風雪に耐えて、冬でも葉に翠(みどり)をたやさない松と竹は長寿の象徴です。松は古くから「常盤木」と呼ばれていました。竹は真っ直ぐに伸びて堅く、中は空虚で隠すことなく、節があって自制し、しっかり根を張って群生することから君子とたとえられました。
梅は寒さの厳しい季節に真っ先に花を咲かせ、香りが清らかで、学問が栄えるときに見事に咲くという言い伝えから、文を好む木「好文木」という異名があります。
日本で「松竹梅」を吉祥文として使い始めたのは意外に新しく、室町時代からと言われています。
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雪
- 2010-01-13 (水)
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昨日は午前中に雪がちらつきましたね。雪の文様について触れてみます。
日本では9世紀の平安時代に雪の異名を「六出」といい、花にたとえて「六つの花」とよんで愛したそうです。これは、古い中国の文献から伝わったものだとされますが、当時の人が雪の結晶が六方向に枝の出た形をしていることを認識していたかどうかは分かりません。平安時代、初雪の日には群臣が朝廷に参内し、天皇から禄(ごほうび)を賜ったそうです。
文様的には、室町時代以降に雪持文(草木などに雪が積もった形をデザイン)が始まり、江戸になると雪輪文が流行しました。これらは雪のかたまりや積もった雪を意匠化したものだと思われます。
そして、江戸末期に古河の城主、土井利位が、顕微鏡を使って観察した雪の結晶の記録をまとめて「雪華図説」(1832年)として出版しました。空から降りてくる雪の結晶のあまりの美しさに人々は驚き、関心をもったのでしょう。雪華の文様はその後大流行することになります。自由な発想でデザインできる雪華は私の好きな文様の一つです。
雪は豊年の兆しとされるそうです。
今日降る雪の いやしけ吉事(今日降る雪のようにますますかさなれ 良いことよ)
今年、たくさん良いことがあるといいですね。
参考文献:雪の文様 高橋喜平
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文様のことについて
- 2010-01-13 (水)
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長い歴史の中で、日本人に愛されてきた文様たち。
日本には素敵な文様がたくさんあります。
今に伝わる、そして今でも使われているそれらの文様には何か特別な意匠が隠されているのかもしれませんね。
それらのデザインの意味を読み解くこと、そして、その一つ一つの点と点を繋いでゆくことにより、日本人が育んできた美意識の輪郭がおぼろげながら見えてくるように思います。
これから少しずつ、それら文様について、四季折々に私が感じたことなどを織り交ぜながら紹介していきます。
気付いたことなどありましたら、どうぞお知らせください。コメントお待ちしております。
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